SOLD OUT 中国美術螺鈿筆文房四宝全長22cm(LC375) | 京都の骨董品買取店まごころ査定老舗の信頼「安尾京栄堂」

螺鈿とは、漆工芸の技法のひとつで、貝殻を文様に切って、木地や漆塗りの面に嵌めこんだり、貼りつけたりしたものを指します。螺鈿は、広義には貝をもって飾ること（貝飾り）を意味しますが、狭義には貝片を器物等の木地や漆面に装着して施す装飾法を意味します。
螺鈿は、奈良時代に中国から伝えられ、平安時代には蒔絵（まきえ）にも併用されました。日本の代表的な伝統工芸品で、数ある工芸品の中でも、特に美しいとされる伝統的な加飾（表面の塗装）とされています。螺鈿には、厚貝法、薄貝法、割貝法、蒔貝法などがあり、また、貝の裏に彩色したり、毛彫や彫刻をほどこす方法もあります。また、生地ではなく逆に貝の裏面に直接着色をしたり、金銀箔を貼ったりしたものを色底螺鈿と呼びます。

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